【中日ドラゴンズ】2021年シーズンを振り返る(総論)


10月26日に阪神タイガースとの最終戦を終えて2021年シーズンの全日程を終了した中日ドラゴンズ。

3年間の与田剛監督体制も終わり、来シーズンからは立浪和義新監督の元で戦うことがほぼ決定しています(まだ正式に就任していないので『ほぼ』という表現をしています)

この3年間は久しぶりのAクラスでシーズンを終えたこともあったのですが、やはり低迷からは抜け出すことができなかった3年間だったなと感じています。

もちろん、与田監督含め首脳陣の方々には感謝しかないですが、結果はとても残念でしたね。

コロナ禍の難しさもあったのかもしれません。


今回は、2021年シーズンの振り返りをしてみようと思います。

まずは総論からスタートして、投手陣や打撃陣などの各論に入っていきたいと思いますのでお付き合いのほどよろしくお願います。



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中日ドラゴンズの2021年シーズンを振り返る


チーム成績

2021年の最終成績は以下の通りです。

勝敗得点失点本塁打打率防御率
55勝71敗17分40747869.2373.22

順位はこのブログを書いている時点では5位ですが、ベイスターズの最終戦次第では最下位の可能性もあります。

チーム防御率が3.22はリーグトップの数字です。

ここだけ見ると、何故5位なのかわかんないですよね〜


チーム打率.237はリーグ最下位で確かに低いんですけど、極端に悪い数字かといえばそうでもないと個人的には思います。

2割4分台前半でも優勝できるチームもあると思いますし。


打てないこと以上に問題なのが得点できないことなんでしょう。

もちろん打てなければ得点は入りませんが、チーム防御率を考えれば4点取れば勝てる(3点取れば負けない可能性が高い)状況な訳です。

ですが、得点は1試合平均2.8点…

1試合で3点も取れないのは相当厳しいと言えますね。

犠打数98はリーグトップの数字ですので、送りバントなどはキッチリ決めてるはずなんですけどね…

盗塁数は60でリーグ5位ですけど、阪神タイガース以外は似たような数字ですし。。。

『得点圏で打てない』このことに尽きるのでしょう。


本塁打69本はリーグの中で圧倒的に低い数字です。

リーグ5位の広島カープが120本ですから、中日ドラゴンズの本塁打数の少なさが異常だとわかります。

とは言え、バンテリンドームを本拠地とし、投手中心のディフェンスが売りのチームですから、本塁打数が少ないのはある意味仕方ないと思います。

69本は少なすぎると思いますが、一方でチーム本塁打数を3桁に伸ばすのはキツいと思いますので、80本から90本くらいが妥当な数字なのではないでしょうか。

というわけで、本塁打に関しても大きく悲観する必要はないような気がします。


打てない打てないって言われてますけど、数字を見る限りは言われてるほど打てないような感じはしません。

攻めの効率の悪ささえ改善されれば、Aクラスは見えてくるのではないでしょうか。


クリーンナップ候補が総崩れだった

今シーズン、上手くいかなかった要因はたくさんあると思いますが、一番の要因は

まともにクリーンナップを組むことができなかった

これだと思います。


ビシエド選手は年間を通して4番に座ってくれましたが、前後を打つバッターが軒並み総崩れしていまいました。

クリーンナップ候補だったのが、

高橋周平選手

ガーバー選手

阿部寿樹選手

この3人だったと思うんですよね。


ですが、ガーバー選手はコロナ禍で合流が遅れたことも影響したのか全く打てず帰国。

阿部選手は不調から抜け出すことができず、後半戦は2軍へ(結局怪我してしまった)

高橋選手は一応5番を打つことが多かったですが、全ての成績が昨年に比べて大幅ダウンとなり、5番打者とは言えない状態でした。

福田永将選手も穴埋めにはならず、頼りになったのが43歳の福留孝介選手。

とは言え、40オーバーの選手を毎試合スタメンで使うこともできませんので結局最後まで5番打者不在でシーズンを終えることに…


3番に関しては大島洋平選手を起用しましたが、はっきり言って大島選手は1番だから嫌がられる選手です。

相手チームからすると『3番大島』にそこまでの脅威は感じなかったのではないでしょうか。

チーム事情から大島選手が仕方なく3番を打ざるを得なかった=3番打者もシーズン通して不在だったということになります。

また、大島選手を3番にすることで1番バッターもいなくなってしまいましたね。

京田陽太選手や高松渡選手が頑張っていましたけど、大島選手に比べるとかなり見劣りします。


来シーズンに向けて、クリーンナップをしっかりと構築することが貧打解消の第一歩になることは間違いありません。


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磐石のリリーフ陣と先発3本柱

投手陣、特に中継ぎ陣は本当にすごかったと思います。

シーズン序盤こそ、祖父江大輔投手が昨年のような投球ができずに不安視された部分がありましたけど、又吉克樹投手が8回を投げるようになってからは磐石のリリーフ陣が結成されたと思います。

祖父江投手も段々と調子を持ち直してきてましたし、福敬登投手も昨年ほどの輝きはなかったとは感じましたが、年間通して頑張ってくれました。

キューバが東京五輪に出場できなかったことで、R・マルティネス投手の離脱期間が当初の予定より短かったことも好影響だったと思います。


先発投手陣では柳裕也投手と大野雄大投手に加えて、小笠原慎之介投手がしっかりと1年間ローテーションを守ってくれたのが大きかったですね。

チーム成績がアレなので、個人成績もそこまで良くないのは仕方ありません。

3人以外にも、怪我するまでは福谷浩司投手もしっかりとローテを守ってくれましたし、松葉貴大投手も後半戦はしっかりとローテーションに入ってくれました。


今シーズンの投手陣は本当にお疲れ様でした。

来シーズンに向けての課題ですが、実は若手投手が殆ど出てきていないので3年後が不安だなと感じます。

来シーズンこそは若手投手が1人でも多く活躍できるとこの先も安泰なのではないでしょうか。


結局今シーズンも期待の若手は現れず

最後に若手選手について。

根尾昂選手が開幕スタメンで話題になりましたが、中々結果が出ずに2軍落ち。

終盤に一軍復帰しましたが、終わってみれば2割に満たない打率でシーズン終了。

その他の若手も多くの選手が似たような成績でシーズンを終えました。


『若手を使わない』とか『一軍に上げても塩漬け状態にする』とか若手の起用についてはずっと厳しい批判にさらされてきた与田監督。

ですが、1年間我慢してでも使いたい若手選手がいるのかと言われると誰もいなのではないでしょうか。


バンテリンドームを本拠地としている以上は守備が疎かな選手は使いにくいと思うんですよね。

打撃で相当な魅力がない限り、守備に目を瞑っても使うことはないと思います。

しかも、その魅力も東京ヤクルトの村上宗隆選手並みじゃないと使いにくいと個人的には思います。

せめて、今年ブレイクした広島カープの小園海斗選手(.287 4本 33打点)や、林晃汰選手(.273 10本 40打点)並の成績が期待できるくらいでないと使えないでしょう。


若手選手に期待したいファン心理はよくわかりますが、現状を見る限り、今シーズン若手を我慢して使っていたところでチーム成績はもっと悪かった可能性の方が高いのではないかと思います。

そんな中でも、年間通して一軍にいた高松渡選手と終盤に一軍で活躍した岡林勇希選手は来シーズンに向けて期待したいなと思わせてくれました。


さて、ざっと総論的に今シーズンを振り返ってみました。

次回以降は打撃や投手に関して、各論的に今シーズンのドラゴンズについて振り返ってみたいと思います。

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